現在うちのクライアントが、シンガポールに本社のある会社と契約して、そのマレーシアの工場である商品を生産するのに必要な原料製造装置を輸出することを考えています。弊所では原料製造装置についての日本特許の取得をお手伝いし、今後、シンガポールやマレーシア、タイ、インドネシア等の東南アジアでの関連特許の取得をお手伝いする予定です。

 特許は例のPPHを使って早期に特にマレーシアやインドネシアでの早期成立を図る予定です(シンガポールは自国の審査能力がある程度以上あるのでPPHの審査促進がどの程度効くのかわかりません)。


 ここまでは従来の特許事務所でもやっていたことです。外国での特許取得は補助金等を使うことを考えているため、それほど早く手続きを進めることができません。


 しかしビジネスは始まっています。こうなると国際契約の問題になってきます。秘密保持契約からライセンス契約(当面はノウハウに対する)へと進展しつつあります。


 具体的な契約案文の作成は弁護士にお願いしますが、契約作成上最も重要と思われる現状の保有技術の整理とそれに基づくビジネス展開について、説明資料の作成をしております。


 技術に対する理解力と国際契約に関する知識が必要な具体的局面に入っております。この局面での具体的出来事を、支障のない範囲で今後このメルマガでお知らせしようと思います。

 こうご期待!!